2013年8月23日金曜日

3.6. 遅発性の脳浮腫

 2回目のガンマナイフ治療後、定期的にMRI、MRAによる経過観察を続けました。
※MRA:血管が見えるようなMRIデータの処理方法

 何年間かは変化がありませんでしたが、5年程経過した、2004年頃からAVMが小さくなっているような兆候が見られました。

 それからさらに何年か経過して、ガンマ線を照射した部分にに白い物が写るようになり、脳に浮腫みが出ていると言われました。

 自覚症状は無く、そのまま経過を観察するしか無いとのことで、さらに何年か経過観察を続けました。その後、MRI撮影毎に浮腫みはだんだんと大きくなっていきました。

その後、50歳になる、2013年までひたすら経過観察を続けました。この時点で、浮腫みは左脳のおよそ4分の1まで拡がっていました。それでも、自覚症状は何もありませんでした。

2010年くらいの時点で、AVMはMRAで見る限りは完全に閉塞していると診断されました。

40歳になる、2003年頃に、鬱症状が出て、脳外科医に、浮腫みとの関係性を相談しましたが、関係無いと言われました。


コンテンツへ